ダンテ『神曲』

こういう古典を読むのは想像力が乏しいので文体だけだと、

スゴく勇気がいる。漫画でもでてると思うのだけど

よくわからない、どうでも良い漫画家のでは読みたくないかなぁ、と思ったら

こちらに辿り着きました。ドレも、古典といえば古典ですよね。

とても読みやすく画力もあってとても面白かった。

このシリーズは集めたいなと思う。

この本に関しては、マルコのこの言葉が1番引っ掛かった。

今のとこ、今年1番です。

「浮世は目に見えない煙で一杯だ。目は開いていても、見てはいても、結局、視てはいないのだ。それに君たちはいつでもどうして?と直ぐに理由を求めようとする。訳が判ったら、それでどうだというのだ。わかってもわからなくても、結局全てを運や天のせいにする。世を動かす力が神意とすれば『ならば、』と君たちは言う。それも定めだと。なすも正義、なさぬも正義。それで君たちの行くべき道がどこに在る。大事なのはそんなことではないのだ。万事が定められてあるなら、生まれる意味がどこにある。天は君たちの原動(うごき)を呼び起こす。だが、それを知り、光とし、そして、自らの力と君たちがしていくならば、そのことで全てに、天の動きにすら打ち勝てるはずだ。それが自由というものだ。乱れは君たちの中にある」


[ダンテ/神曲]

ダンテが14世紀に『神曲』(地獄編・煉獄編・天国編)でイメージした「世界」を、19世紀にドレが140点近い版画(木版)でビジュアライズしました。その版画作品をすべて刊行当時のオリジナル版より収録し、詩人・谷口江里也が絵に沿って作品を訳・構成したのが本書です。1989年にA4変型の豪華本として刊行し、20刷も版を重ねました。今回、A5判の「普及版」として、刊行いたします。
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by tblancheur | 2018-10-15 14:14 | book