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仁城逸景さんのお椀

仁城逸景さんのことを書くには

逸景さんのお父さんである

義勝さんのことから書かないと始まらない。

なぜなら、自分は未だ逸景さんと直接お話したことがない。

義勝さんとはエルマーさんのお店「日日」が

まだ渋谷にある時に、最後の企画展で。

あと一回は岡山たまたま通ったギャラリーで

2回お会いしたことがある。1回目は取り敢えず

「エルマーさんのギャラリーが視たい!」と思い大雪の中、

なりふり構わず行ったので

義勝さんがどんなヒトか、

失礼ながらわからなかったので

作品も全然視えてなかったのだけど

SALONをオープンして2年くらい経った2回目の時は

「いつか義勝さんの作品欲しいな」と思ってた時期に、

偶然出くわした。 しかも義勝さん夫婦が

在廊していてただただ恐縮だった。

その企画展は義勝さんと奥さん(草木染め)

逸景さんの三人展だった。

旅の終わりだったのもあり持ち合わせの余裕は

少ししかなかったのだけど

その予算の中で購入しようと思った。

義勝さんと逸景さんの作品を一緒くたに展示してて

本人達しかどっちの作品かわからない展示の仕方だったので

「取り敢えず、父親だしやはり

義勝さんの作品から手に入れたいな」と思ったので

良いなと思った作品を、念のため

本人に確認してたのだけど最初の3つくらいは

逸景さんの作品ばかり選んでた。

まぁ、そんな感じでギャラリー運営者としては

とてもダサい購入の仕方をしたのだけど。

義勝さん曰く「自分のより、繊細な線をだせてるし

周りからも逸景のほうが作品に色気があると言われる」と、

笑って仰ってた。御二方の作品を実際1年使い続けてるうちに

その言葉の意味もなんとなく

感じれるようになってきたような。

まぁ、入りが色眼鏡なので当てにならないとは

自覚してますが。
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by tblancheur | 2018-11-25 20:21