武田百合子『富士日記』
年末から年始にかけて
この本をお供にしてました。
数年前、COW BOOKSさんに
ICOUに似合うような、
暮しの手帖のようなエッセイ集を
定期的に送って頂いてたのだけど、
その中の1冊。
女性的なのもあってか
中々読み進められなかったのだけど
後半に入り、漸くこの楽しみ方が
解ってきて面白くなってきた。
年末年始って雰囲気にも合ってると思う。
[武田百合子 / 富士日記]
夫武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間の一瞬一瞬の生を、澄明な眼と無垢の心で克明にとらえ天衣無縫の文体でうつし出す、思索的文学者と天性の芸術者とのめずらしい組み合せのユニークな日記。昭和52年度田村俊子賞受賞作。
by tblancheur
| 2019-01-07 07:59
| book